人を愛することに戸惑いを感じるこどもたち
どうも、KMblogです。
久々の投稿になりました。ぼくの投稿を見てくれている方は少ない(ほぼいない)ですが、いつかきっと誰かが読んでくれると信じて、僕は書き続けます!
さて、今年も半年がすぎて、後半に入ろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は、うつ病持ちで日々自分と向き合いながら、自分らしく生きています。
今回、お話しようと思うテーマは「人を愛することに戸惑いを感じる子供たち」です。
え、どういうこと?と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。しかし、近年そのような子供たちは多く存在するのも事実なのです。
皆さんに一つ思い出していただきたいのですが、小中学生の頃どんな恋愛をしましたか?
「熱い恋をしていた」というひともいれば、「覚えてないよ」という人もいるかもしれませんね。ちなみに、私は、一度好きになったらずっと好きという恋愛をしていましたね。
私は学習塾に勤めていますが、よく中学生と恋愛の話をします。中には付き合っている子供たちもいるんですよ。そして、私は「デートに行ったりするの?」と聞くと、子供たちは、「行くわけないやん!」と返事をします。
正直驚きました。「え、行かないの!!好きな人と一緒に時間を過ごしたくないの!」って。
でも彼らからすればそんなことは現実的なことではないようです。理由を尋ねると、みんな口をそろえてこう言います。
「付き合ってることが他の人にバレたら、ちょっかいを出される。別れてしまったらそれもみんなに広がって気まずくなるし、嫌だ」
付き合うことにこんなリスクがあるのかっと驚きました。でも、現状そうみたいです。
皆さんはこのことについてどう思いますか。
私は残念な気持ちです。なぜなら、好きな人ができること、これ自体が実に美しいことだと思うからです。そして、付き合う。大人になってからでも、好きな人と付き合うことは簡単なことではありませんよね。そうやって何かの縁で結ばれたならば、その人と過ごすかけがえのない時間を大切に過ごしながら、愛について徐々に学んでほしいものです。
恋愛をしないと気づかないことってたくさんあって、そこからたくさんのことを学んで、時には悩んだり、落ち込んだりしながらもお互いに成長をしていくものだと私は思っています。
ではなぜ、子供たちがそのように感じるのでしょうか。
私が考える理由はいくつかあります。今日はその大きな部分について触れていきます。
一つ目は、現代特有の承認の時代が背景にあること。
SNSの発達によって自由に自分の考えや価値観を発信し共有することが容易な時代になりました。スマホ一台でどこでも様々な人の考えを見ることができます。そして、次第に人は他者の目を昔よりいっそう気にかけるようになり、常に自分が見られていると錯覚に陥る。このような背景が実は子供の恋愛観にも大きく影響を及ぼされていると思います。
二つ目は、愛や恋について無知なこと。
子供にとって人を好きになることは日常で多くあることではなく、一つのイベントに近い感覚でしょう。そのため、自分が人を好きになったときに、どう行動したらいいのか、どのようにその気持ちと向き合うのか、どのように表現したらいいのかを知らない。このことはしょうがない部分でもあります。しかも、学ぶ機会・場所が限られています。子供にとっては、親を含む大人に相談することが恥ずかしいと感じることも多いでしょう。でも、恋愛をしてきた大人たちが少しずつ教えていくことも必要ではないでしょうか。
この話は私自身どうしたらいいのか、結論が出ていません。
でも、一つ提案するならば、人を愛することが素晴らしいものだという認識を全員が持っている世の中を作り上げるべきではないでしょうか。
ざっくりとしたことしか言えなくて、申し訳ありません。ですが、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
ぜひ、皆さんのコメントお待ちしています。